流派

一般的に伝統派空手には大きく分けて四つの流派があります。
その他にも、沖縄では古くから継承されている流派も多くあります。

  • 松濤館流(しょうとうかんりゅう)
  • 剛柔流(ごうじゅうりゅう)
  • 糸東流(しとうりゅう)
  • 和道流(わどうりゅう)

当会は糸東流を継承しています。

糸東流

糸東流開祖 摩文仁賢和先生
糸東流開祖 摩文仁賢和先生 

糸東流の技法上の特徴は、攻撃技術の一つとして相突き、相抜けという理合いがあります。

防御技術には、落花、流水、転位、屈伸、反撃という「受けの五原則」があります。
更には投げ、逆技といった技術を包含し、総合武道の様相を呈します。

また、基本を忠実に・それを応用し・そこから独立する、「守破離」という言葉を代表する様に、形という基本を守りながら、それを応用し、組み手と結びつけることによって作り上げられた分解組み手によりその奥義を納めることができるように体系づけられています。

幅広い格闘技術体系が確立されており、他の流派と比べ、形の種類が多いのも糸東流の特徴になります。

糸東流開祖の摩文仁賢和は「君子の拳」を標榜し、円満な人格の形成と向上を目指した指導を行ってきました。
その意思は当会においても引き継がれています。

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